商標登録は、思い立ったが吉日。
商標登録をしようと思ったら、してまうことが大切です。
というのも、あとでやろうとするとなかなか事が進まなくなります。
その理由は、多くの場合、商標登録をしなくとも(いまのところ)実際に問題がないからです。
ちょっと他の士業の仕事と比較して考えてみます。
税理士がかかわる金銭問題、
社会保険労務士、いわゆる社労士がかかわる人事問題、
司法書士がかかわる登記問題、
弁護士がかかわる争いの問題、
このような問題のほとんどは、待ったナシです。
そのため、みなさんは、実際に発生している問題を可能な限り早く解決していこうとします。
その一方で、商標登録、また特許は、基本的には、将来に対する保険のようなものです。
実際に発生している問題に対する解決策ということではなく、
将来発生するだろう問題に対する解決策なのです。
さらに、金銭問題、人事問題は、会社の中、すなわち、みなさんの身の回りで起こっているのに対して、
商標登録にかかわる問題は、競合企業との問題など、会社の外で起こることなので、
なかなか表面化しづらいのです。気づき難いです。
では、そのような状況でも、商標登録や特許をとろうとしている方々のモチベーションは何かというと、
保険のように将来への投資というイメージが明確になっているからです。
言い換えると、将来のビジネスのイメージが明確になっているからです。
そのビジネスを商標登録や特許で絶対守ろうととするモチベーションです。
大手企業は、過去の経験から、商標登録や特許をとっていないと、
将来ビジネスにおいて面倒なことになることが知っているから、
先行投資として、商標登録や特許を取得しています。
弊社に相談に来るお客様は大きく分けて、2つのパターンになります。
1つのパターンは、即決して、商標登録、特許を取得していく方、
もう1つのパターンは、相談してもやもやを解決できたことで安心してそこで終わってしまう方、
のいずれかです。
後者の場合、とても残念に思います。
それは将来のリスクをまだ背負ったままだからです。
私も、まずお客様のビジネスを聞き、ビジネス的に商標登録が絶対必要な方には、
積極的にアプローチしていきます。
そうでない方には、再度相談されるまでいつまでも待ちます。
人間は弱い存在、どうしても身の周りの実際の問題に集中しがちです。
だから、商標登録、特許の取得は、思い立ったが吉日。
なのです。
商標登録、特許などでお金をいただいている私が言うと説得力がないかもしれませんが、
そうなんです。
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開発費をかけた新製品を他人からマネされず守りたい!
思いを込めた商品・サービスの名前、ロゴマークを誰にもマネされたくない!
だけど、それにはどうしたらいいの?
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